いせゆみこ的日々。食いしん坊日記。
稽古場の廊下より。
くどいですが、隣はトラムの楽屋ですから。

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稽古休みの水曜日、やっぱり三軒茶屋にいた私。
なぜならやっと遊園地再生事業団の公演、
「ニュータウン入口」を観てたからであります。


ドキドキが治まらない。

言葉の天才の作る、新たな身体表現なのでした。
あんまりにも美しくて、今の記憶で泣けるほどの。


で、勢いで深夜、宮沢さんにメール。
当然、お粗末すぎる文章。
でも、とにかく面白かったのだから、
仕方ない。伝えたかったのです。

たとえが食べ物になってしまうのも、
私だから仕方ない。

「長い時間をかけて丁寧に育てた旨いじゃがいもを、
ポテトサラダではなく、そのままごろっと塩で堪能した気分です。
それが、旨いじゃがいもの一番記憶に残る美味しい食べ方、
とても美しいものを見たなぁと思い、心を動かされたのです。」


作品の感想はすごく長く続いてしまうのですが、
メールした文章は作品の内容に触れてネタバレしちゃうし、
(そもそも私の感想長文なんか誰が読みたいのか!)
てなわけで、カツアイ。胸にしまわさせて頂きます。
(あ、でもいづれ。)

ていうか、不在で演出助手をしてくださった相馬さん
ブログの感想、笠木泉さんの感想を読めば、素晴らしくて、
それでもう、存分に満足だし。

うん、アンティゴネの言葉の威力、美しさ。
俳優やカメラマンに思うこと、同感でした。


内野儀さんの企画で、この作品は来月、
NYでリーディング公演が行われるらしいです。
あと、ニブロール矢内原美邦さんの「青ノ鳥」も。
このセレクションは、なんか、納得。

この数日に連続して、観劇運が大吉だったもの。


もし、この週末に観劇を迷われている方!
これが生でしか味わえない「舞台」だと思います。
ぜひトラムに足を運んでみてください。

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