Suimire

さて、旅レポ。
いやぁ、初日からミラクルな旅でしたよ。

成田からJALの飛行機に乗り込むと、自分たちのシートが
見つけられなくてうろうろ。
CAさんに案内してもらったら、なんとそこはビジネスクラス

何かの間違いではないかとドキドキしながら、遂にバリに到着。

不安で訪れたクタのイダホテルは思ってたよりいい感じかも？と
安心したのもつかの間、何度も停電して真っ暗な挙げ句、
シャワーのお湯も止まり、水オンリーでシャンプー断念。

翌日の準備をしてたら、私のトランクから出て来た水着を
みたカヨがものすごい驚いてるのでどうしたのかと思えば、
なんと！彼女も全く同じ水着じゃないか！

買ったのって2年以上前？とかだし、そんなにいろんなとこで
たくさん売ってたデザインじゃないし。
聞いたら同じ店で同じ時期に買っていたみたい。
うちらって。。
（ちなみに、下着も同じのを着てたりします）


翌日、
大自然に囲まれた渓谷でラフティング～ッ。
ウブドというバリ中央部のとてもすばらしい自然に囲まれた
絶景に位置するアユン川。11キロの道のりを下ってゆきます。
サイコー！
ガイドさんたちもみんな陽気で日本語も上手いし、
すっごい楽しかった、が！その途中のこと。

流れの厳しい場所でボートが岩に引っかかって浸水し、
急流側にいた私はボートから落っこちて、流れに負けて、
岩とボートの下敷きに。どうしても水上に浮かんでゆけず、
危うく窒息しかけるという。。
寸でのところでボート下から浮かびあがることができて、
超間一髪！
インディージョーンズみたいだぜ。って思いました。

ガイドさんが青ざめて、10年この仕事してきてこんなことは初めてだとのこと。
そりゃ、そうだろうとも。。

でも怪我も擦り傷程度だったし、数分後には元気復活！！
死ぬかと思ったけど、不思議とそんなに恐怖がなかった、
ていうか、そんなこと忘れるくらいの絶景だったから、
懲りずに残りの道のりを大満喫してました

最終地点で、渓谷を眺めながらのナシチャンプルも美味しかったし、
アユン川のラフティングはおすすめ！
お前が言うなって感じだな。はは。

たぶん私なんかより、カヨのが、あと同乗してたガイドさんや
イギリスの人たちの方が、最後まで私を心配してくれて、
ちょっと急な流れの所とか、気が気じゃなかっただろうと思います。
せっかくの素敵な体験なのに、最大限はしゃげない状況になって
しまったんじゃないかと思うと。。

夕方はクタに戻ってサンセットビーチ。
アユン川とは全然違い、クタは都会で、車とバイクの量がすごく多く、
空気がすごく悪いです。
ビーチも超観光地なので物売りにめちゃめちゃ声をかけられたり、
怪しげな屋台に翻弄されたり。。ふぅ
喧噪から逃れ夜は街スパへ。なんと3時間コースで3400円くらい！
しかし、ここのフッドマッサージが強烈な痛さ！で、もれなく撃沈。

気を取り直して入った食堂のごはんがめちゃくちゃ美味しくて、
ミーゴレン（焼きそば）やソトアヤム（鳥のスープ麺）に舌鼓！
しかし、そこで今度はバリ在住日本人女性に声かけられ、
安心して話し込んでみたら、エステの勧誘で危うくだまされかけ...

ああ、最後まで観光の神の洗礼を受けた一日でありましたとさ。
チーン。


3日目。
あ？昨日の激痛マッサージのおかげか、なんか足が軽い
朝、バスでウブドへ。
ウブドはバリの中間部に位置する、自然に囲まれたバリの伝統や
文化がそのままに残る田舎街なり。



バスセンターで相談にのってくれたワヤンさんという運転手さんが
とても頼りになるいい人で、1日タクシーのチャーターを激安で
引き受けてくれ、めちゃくちゃお世話になりました。
仕事に誇りを持っていて、若いのにしっかりしてるなぁと、
背筋が伸びる思い。

まるでもののけ姫の風景の様なモンキーフォレストなどをまわり、
その後ヨガをやる人たちが集うマクロビのカフェでランチ。
日本にあったら間違いなく通い、全メニュー制覇したいお店です。
カフェを堪能して、そろそろ店を出るかと思っていたら、そこに
激しいスコール。
おっと。
まぁ仕方ないか、雨期だしね。
私たちにはワヤンさんと車という強い味方もいるから平気なんだも～ん

車で移動していると雨は１時間くらいでやんで、
夕方、バリスピリットというヨガスタジオで、自然に囲まれてのヨガ。

今年に入ってからは病み上がりでジムもさぼりまくってたから
結構きつかったけど、終わった時のふんわりした開放感と、
BGMに生の鳥の声とか日本ではあり得ない環境に幸せを
噛み締めた二人でした。

お、犬が苦手だったカヨにもミラクル？



その後、ゴアガシャというヒンズーの寺院を参拝して、
夜はバリ舞踊を鑑賞。
同じ人間なのに、なんでちょっと住んでる場所が違うだけで、
こんなにも文化というのは変わるんでしょうか。

どうして目をこんな風に動かそうと思ったんだろうとか、
音楽のこととか、考えだすとキリがなく、そして文化は
全く違えど、レゴンは美スィ～。
ウブドはすばらしい土地でした。長期で滞在してみたい。

夜も更け、ワヤンさんにクタまで送ってもらってお別れし、
ローカルのワルン（食堂）でナシゴレンとビンタンビール。
お腹いっぱいなのに二人で280円くらいだよ！！超安！

水しか出ないホテルの滞在にも慣れ、蚊取り線香も購入、
蚊に食われ対策も万全で、すっかり快適に就寝。
ぐっすり。
慣れってのはすごいです。
たくましくなるもんだわ。


4日目
午前中はホテル近所のスーパーでお土産さがし。
外国のスーパーってどうしてこんなに楽しいんでしょう。
生活が詰まっているからでしょうかね。
時間が経つのをすっかり忘れて、気がついたらホテルの
チェックアウト時間になっていました。ダッシュ！

午後はせっかくなので、ホテルリゾート体験。
ヌサデュアのメリアバリのプールとビーチで泳いだり、
ちょい奮発してアムルタという高級街スパで3時間コース。
ああ、夢心地～。
で、あっ！と言う間に夜になってしまいました。
時間よ～とまれぇ

と言っても時間は経って行くばかり、仕方ない。
気になってたクタのワルンワルンで夕飯を食べて、
どうして帰らなければならないのね～
と、あきらめて空港へ。


5日目
帰りの飛行機は残念ながらエコノミーだったけど、
機内で出た朝食がお粥だったのが、気が利いててなんか、ホッ。

しかしあぁ、成田空港に到着すると、めっちゃ寒いぢぁないの
すごい雪降ってるし！！！

お粥よかったけど、日本についたらすっかりお腹がすいて、
空港でクタのデパートのパン屋さんで買ったマフィンをぱくり。
私のはトランクでぺちゃんこに潰れちゃったけど。



タモさんみたいなコックさんがついてて、かわい。

こんな感じで、5日間の珍道中はフィナーレ。
リゾートステイの様にスマートな旅ではなかったかもしれないけど、
でもでも「バリ」のいろんな顔をみることができて、これぞ旅。
いい旅でした。旅はいいよ、ほんと。

また来年もきっと来ますと、二人とも忘れ物を残して。
わざとじゃないけどね。

相棒よ、ほんとにどうもありがとう！

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イセイセコンビ、パリの次はバリの旅～。