いせゆみこ的日々。食いしん坊日記。
最近みたお芝居。
東京タンバリン「華燭」
Mikuni Yanaiharaプロジェクト「五人姉妹」
ペンギンプルペイルパイルズ「審判員は来なかった」

どの作品も個人的に拍手!!

「華燭」は太宰シリーズ。
作家の葛藤が綺麗に描かれていて、その時代の道具や衣装、
俳優陣も役にぴったりはまっていて、物語を観たなぁって
思えたのは、時代や作品以外の余計なリアリティをほとんど
感じなかったからで、それって細かいところまで丁寧に
作り込んであるからだと思って、観ていて心地よかったです。

「五人姉妹」は反対に、
俳優からにじみ出るリアリティや張りつめた緊張感が
とてもスリリングで、そこからとてつもないエネルギーが
生まれていてドキドキしました。
かなり抽象的な表現だったり早口だったり、一見、ダンスの
様に言葉は飾りになってしまう様に思えるのに、不思議なのは
「言葉」が観ている側に、パンッ!って、もしかして普通の
お芝居よりかも、しっかり入って来たこと。
身を削って作品を作り上げている印象がある美邦さんと、
役者陣の気持ちが共鳴していてるのかな。
まっすぐな思いは、まっすぐ身体に入ってくるんだなって。
素晴らしい作品でした。

一方、
「審判員は来なかった」はまたまた真逆で、
演出の倉持さんも俳優も、稽古からすっごい楽しんで作って
たんだろうなぁって思えた、超エンターテインメント。
俺たち全力で楽しんでるだろ?的な、観とけよ的なライブ感、
潔くって気持ちがよくて、新人団員の近藤君が、大事な台詞で
噛んじゃっても笑ってしまう(笑)この感じ。
いつものペンギンとはかなりだいぶ違ったけど、
お祭りみたいで楽しかったです。夏だしね。

各々、作品の内容も方向も全く違う。
舞台っていっても小劇場っていっても、本当にいろんなスタンス
があって、正解はひとつではないんだなって改めて思ったけど、
魅力に共通するのは「全力であること。」
なのかなぁって。
形は違えど、それが見える瞬間が心地よいのかもしれないです。

正解がないのは、とても大変なことです。
だからこそ、すごく面白いんだろうなぁ。

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