いせゆみこ的日々。食いしん坊日記。
一年くらい前から、舞台など仕事のない時は
京料理の和食屋さんで働かせてもらっています。

それにしてもあまりに魚のことを知らなさすぎて
いつも親方に
「この魚なんですか~?」
と聞かなくてはならず、だいぶ恥ずかしいので
お造り辞典を借りてお勉強をしだしたワタクシ。

真鯛と甘鯛は全然顔が違うんだなぁ。とか、
ヒラメとカレイは子供の頃は目が左右にあって、
ある程度大きくなって海底に身を沈めると
下の目が上の目の方に動いてくるんだとか。
うむ~面白いなぁ。

しかし、魚の形、旬、出世魚の歴史。。
本を眺めていても覚えられる気がしない!

で、魚屋さんで捌かれているいる魚が何か当てるため
じーーーっと観察してたら、怪しい人に思われてみたり。

ダメだ、これは食べるが一番だなっ。

と、そんな折りに知り合いからタイムリーなお誘いを頂き、
紀尾井町のすし秀支店さんへ。

わーい音符
しっかりお勉強しなくっちゃね~国旗


img20090612.jpg


おすしは和食の様に前菜、椀、向附などのメイン料理まで
の流れがなく、即ち、一品一品がメインです。

そんなメインをしっかり堪能するするための極意。
それは、口の中でしっかり噛み込む事。なんだとか。

お寿司は何度も噛みこむことで、口の中で味わいが変化し、
美味しくなるんだそうです。

特にコハダの様な光り物は噛む事でより美味しくなり、
いい〆加減のコハダは嚥下する時に喉がキュッと鳴る
くらいまで噛みこむと握りの本当の醍醐味が判るのだという。
へぇ~なるほど。

今まであまり自分では頼まなかったコハダ。
江戸前鮨にかかせない存在なのがちょっとわかった様な。

img20090612_1.jpg

煮蛤。
コハダはどうしたって?
何もかも美味しくて写真を撮るのを忘れてました汗

ここまで来るのに、じゅんさい、水貝、とり貝、中トロ漬け
鯛、鱸、うに、たいらぎ、鯖、車海老、ノドグロ...

お勉強は?...幽霊

ちゃんと今しか頂けない旬を堪能したので、良しと。

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