Suimire

三文オペラはおかげさまで大阪も千秋楽を迎え、
東京に戻ってきました。
バタバタの帰京でピンと来てませんでしたが、
ああ、ほんとに終わったんだぁ。
と、今さら実感が湧いています。

濃ゆい二ヶ月間でした。

ミュージカルやオペラ、ダンスのプロ、
いろーんなジャンルの方々との作品作り。
やり方や考え方も千差万別。

子供の頃に観て感動したミュージカルに出演
していた方々との共演という感慨深い貴重な
経験をして、このカンパニーに参加できた
その幸運にとても感謝しているのでした。

大海に出た蛙は、世界の大きさと自分の小ささ、
いろんなことを知り、衝撃を受け、悩み、学び、
影響された何かが、この先私の中でどう反映されていくのやら。。





大阪では6日梅田劇術劇場で、劇団☆新幹線の公演を観たり、
そこに出演してた同じ事務所の高木珠里さんや佐々木光弘くん
が同じ大阪の地でがんばっている事にエネルギーを頂いたり。

夜公演だけだった8日は朝から心斎橋でスニーカーを
購入してまで鞍馬山に登ったり。



これがほんとうに素晴らしくって、体に要らぬ力が
入っていた事に気がついたり。

守備に必死で、どうでもいい事に勝手に
翻弄されて見失いそうになってるものとか、
自分にとって本当に大切なこととか、
そういった事が、ぼんやり浮かんで消えて。

消えたら視界が晴れてみえたり。

乗り換え駅の出町柳の「柳月堂」って美味しいパン屋に寄ったり。




最終日のヨガは、二日酔いでフラついて
全然ポーズとれなかったり。
イッシーと福ちゃんはすごいなーって
ただ眺めてみたり。（ただのサボり）




楽日は舞台監督の有馬さんが誕生日だったり。




そして、今はただ、この出会いに、
ほんとありがとうございました
なのです。



おつかれさまでした